大石 002 of 清風クラブ・東北沢テニススクール

■大石コーチのテニスの基本+α

■第2回 「準備を早く」っていうけれど・・・  -準備のコツ-

 「準備を早くしましょう!」皆さんが一番良く注意されることですよね。

 では、このアドバイスを受けたとき、あなたは具体的に何に気をつけますか? テイクバックを早く? ボールの後ろに素早く動く?

 私の場合、手を速く引く、ダッシュするといった、ある意味強引に筋力を使って間に合わせようとする準備の仕方はできるだけやらないように心がけています。

 なぜかというと、ボールが自分に向かってくる間の動きをがんばろうとするほど、ある一部の筋肉が極端に緊張してプレーの流れが止まってしまうように感じるのです。

 自然な動きとリラックスしたペースを大切にしている私は、俗に言われる準備動作というものを逆に意識から抜くように努力しています。

 では、私にとって準備とは何かというと

 「自分のボールが相手に届くまでに済ませておくべきこと」

になります。ボールが来てから急がなくて済むように最適の場所で待つということです。

 ただし、コートの真ん中に急いで戻るということではありません。

 自分のボールの効果によって相手の返球を予測し、ベストポジションを見つけるのです。

 最初は難しいかもしれませんが、打ったらすぐ「歩く」ことから皆さんも始めてみましょう。

 もし行き先を眺めて止まってしまうなら、きっとしっかり打たずに当てただけだったのでしょう。もし打球後、瞬発力を使わないと動き出せないなら、それはきっとオーバースイングでバランスが崩れていたのでしょう。

 歩く速さでも十分に次の場所で待てますよ。



ゲームの基本+α

第8回 2人のコンビネーション

第7回 勝負強さの秘訣

第6回 王道を極める

第5回 前衛で決める

第4回 あなたの効果絶大ショットは効いている?

第3回 スーパープレーの神様が微笑む時

第2回 必勝パターンの作り方

第1回 効果抜群。先手ショット